『時間革命』堀江貴文(1冊目)

読書日誌

継続は力なり

 久しぶりの読書感想文。読書不足が思考力の低下につながると危機感を抱き、急に思い立ってこうしたブログを始めようと決意。堀江氏については、テレビやネット上で見たまんまで、高慢、自分勝手で好き放題やっている人というネガティブな印象が強かった。しかし、本書を通して堀江氏の考えに触れることで、結構自分と考え方が似ている人だなと共感できるところがあった。そして、人生を「大事に」生きている人だなと感心した。

「自分時間」と「他人時間」

 本書では、堀江氏の「時間」に対する考え方が書かれている。時間には「自分時間」と「他人時間」の2種類があり、「自分時間」を最大化することが幸せにつながるとのこと。逆に、やりたく無い仕事をしたり、苦手な人といやいや過ごしている時間は「他人時間」ということになり、人生を無駄にしているらしい。また、過去についてクヨクヨ考えること、未来についてあれこれ不安がることはストレスにつながるし、今を生きていないという点で、時間を無駄にしてしまっている。まさに自分のことを言われているようで、読みながら堀江氏に自分の悪いところを指摘されているように錯覚してしまうほどだった。

堀江氏の人生観

 面白い例えもあった、堀江氏は人生を「川」に例え、川の上流から下流に降るのが人生で、時には、滝のような障害がでてくるといっていた。大事なのは、流れに身を任せて、流れてきた果実が手の届くところに来たのであれば、とりあえずとって食べてみろとのことだ。堀江氏自身、美味しそうな果実が流れてくると、手当たり次第とって食べてきた人生らしい。自分の周囲の出来事に関心を持ち、常に自分が望むことは何か、何がやりたいのかを真剣に考えている人だからこそ、美味しい果実がめぐりめぐってくるのだろう。周囲の目を気にしがちなのが日本人の悪いところではあるが、人生の主人公は紛れもなく自分自身なのである。たまには自己中心に振る舞える勇気を持って行動することも大切なのだと感じた。

書くって難しい…

時間を制限して書いているのでまとまりがない文章になりました。。。
最後に自己啓発本らしく、自分に一番響いた言葉を引用しておく。

①「継続は力なり」という言葉を真に受けていけない。「続けられるかどうか」なんて考えずに、まずははじめて、だめなら他に乗り換えるくらいでいい。たまたま飛びついて熱中して、結果、続いていたという程度で、「継続」というのはその結果。 

②「シンプルに考えて、自分時間に満たされた人生を生きる」とは、全部を思い通りにして、「あれも、これも」をバランスよく手に入れることではない。むしろ、本当に大切にしたいこと「以外」は全て手放し、自分の根本的な欲求に向かい合うことなのだ。「自分にとって一番大切なことは何か」それをシンプルに絞り込めた人こそが、自分の時間を手に入れているのである。

③「努力を苦痛に感じている時点で、それは自分の本当にやりたいことではないのかもしれない」。苦しいプロセス自体も楽しいとすら感じられるくらい、熱中できる(堀江氏の言葉を借りれば「ハマれる」ことができる)ことこそ、自分にとって本当に向いていることである。読書をすることで自分の情報感度、思考力を高めることで、これまでとはまた違った景色を見ることができればいいなあと思った。

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